2024-2025年度のスタートとなる第2989回(渡辺忍会長年度第1回)例会は7月3日、アーバンホテル二本松で開かれました。
渡辺会長が最初の鐘を鳴らして開会し、国歌に続いて野地哲也会員の指揮で「奉仕の理想」を斉唱。渡辺会長が講師の國分則之二本松警察署長と、来賓の菅野京一二本松商工会議所会頭、齋藤敏夫二本松あだたらRC会長、坂本和広同幹事を紹介しました。渡辺会長はあいさつで、先祖のお墓参りをして新年度に臨んだことを明かし、3年後のビジョンを展望した活動を呼びかけました。菅野会頭、
齋藤会長が祝辞を述べました。内藤哲太郎直前会長があいさつし、「ロータリーを楽しんでほしい」とエールを送りました。新旧会長・幹事のバッジ交換が行われ、本格的に新体制が始まりました。米山記念奨学生のチュサップ・ワンウィーサさんが奨学金の支給を受け、「大学の勉強と就職活動に頑張りたい」と謝辞を述べました。
國分署長が「二本松管内の状況について」をテーマにゲストスピーチをしました。國分署長は「県内の事故はまだまだ減らせる。皆さんの協力をお願いしたい」として、体験も交えながら県内の交通事故の発生状況を説明。交通事故に占める飲酒運転の割合が福島県は全国ワースト3、東北ワースト1となっており憂慮すべき事態であることを述べ、物損事故と人身事故は紙一重であること、被害者遺族の悲
しみは癒えないことを指摘し、交通安全意識の大切さを強調しました。増加傾向にあるSNS・ロマンス詐欺の被害にも警鐘を鳴らしました。会員は真剣に耳を傾け、交通安全と防犯推進の意識を高めました。
